群馬県月夜野から更に群馬の奥の方へと向かっていた時気になって撮った風景があります。
右側に個人のお宅があり桜の枝ぶりや花、段々畑や奥の林が非常に美しく思わずシャッターを切りました。
その写真とUFOを合成した絵を作ってみました。
風景を描こうとおもっていたのですが、何故か無性にUFOを描きたくなりました。
言語や論理的なものは左脳、絵や音楽、芸術は右脳です。
わたしはイメージが良く脳裏に浮かんできます
ただ論理や言語的な力も相当強いので
直感と論理がケンカして、やりたいことがまとまらずうまく進まないこともあります。
左脳が破壊され右脳だけの世界を自ら観察したことで有名な脳科学者のジル・ボルト・テイラーによると人間の脳は4つに分かれるといいます。
1.自我(論理、比較、整理、理性)
2.ネガティブ(不安、トラウマ、怒り、自己嫌悪)
3.ポジティブ(直感、啓示、無邪気、好奇心、今を感じる)
4.自分を超えた意識(神意識、ワンネス)
人間は3と4つまり正直でありのままな自分を差し置き
自我と恐怖を発達させることで種として強くなったのですが
今テクノロジーが新しい次元に入り地球全体のあり方が問われています。
エゴによる競争が限界を迎え、それを乗り越えるため
直感や神意識を自我とネガティブ、論理的知性に融合する時が来ている気がします。
わたしはテクノロジーが好きですが、テクノロジーや科学だけではどうしても人や自分の幸福や本当の豊かさに繋がらないと感じています。
私事になりますが、中学生の時天啓を受けるようにシュールレアリスムの絵画に衝撃を受け、自分が見ている現実以外になにか違う次元があり
そこで自分は満たされていて、その世界に帰りたいとさえ思うようになりました
私が人に伝えたいのは
そういう場所が人間にはあり
ファンタジーや超現実、異次元世界を感じることで
安らぎや愛に満たされ
一人ひとりが真の幸せに目覚め
劣等感やトラウマを抱え競争し、だまし、陥れ、こき使い
そんな風にのし上がっていくシステムのロジックに乗らなくてもいいのだと伝えたいです
困ったことに理性は競争を肯定します
厄介なことにサピエンスの脳の仕組みからすれば資本主義は疑いもなく非常に合理的で正しいのです
ですが、逆説的ですが理性(左脳)を超えた世界をしらなければ、理性に負けて
一見正しい血みどろの殺戮や淘汰の世界から抜け出ることは出来ません
芸術というのはすごいとか偉いとかそんなものではなくて
人を異次元に誘い
まだ異次元を知らないその人に自分の中に愛とやすらぎにあふれた
個人を超えてすべてが繋がっているワンネスの世界があることを
伝えるメソッドではないかと思います。
長くなりましたがUFOはその異次元の象徴なのかもしれません。
私は自然を見る時
その背後に違う次元が見える時があり
それを残すためにシャッターを切っています。